きみのナワ。

イラストレーターになろうとじたばたしてる画学生です。ナワリョウガっていいます。

はやくお金を払わせて。

 YouTubeRedが日本で開始されません。

 

 そろそろ来るか?と噂されてから早1年。2016年内にはサービス開始すると思い込んでいましたが、続報もないまま年を越し、気づいたらもう6月も半ばになりました。

 

 東洋経済オンラインがYouTubeの代表にインタビューした際には日本での実装にも意欲的だったような記事を読んだのですが、それにしたってかなり焦らしますね。悲しいです。

 

 ぼくはYouTubeが大好きなのです。寝ても覚めても、パソコンでは常にChromeYouTubeのタブが開いていて、学校でも音楽代わりにしょっちゅうつけています。

 

 ぼくが特に好きなのは、DJのライブ映像や、電子音楽のジャンルごとのミックスです。いずれも1時間くらいある動画はざらにあります。

 他にも討論や講演など、とにかくぼくの視聴する動画には長時間のものが多いのです。

 

 そうすると何が嫌かって、動画時間内で再生される広告の頻度です。

 

 ぼくはZeddが大好きです。彼が自身のYouTubeチャンネルでアップしている一時間くらいのライブ映像がつい最近もアップされ、見ていました。

 すると、前半にはそこまで広告はないのですが、終わりが近くなってきたあたりからは5分に一回の頻度で広告が入るようになるのです。音楽ライブが5分に一回ぶつぶつ区切られる。5分に一回ですよ?

 

 言論系のニコ生の録画を見ていて10分に一回広告が入るのも鬱陶しかったのに、それが音楽で5分に一回ともなれば、ストレスが桁違いになるのと同時に、「もはや際限がないなあ」とも思います。

 

 こういうことを考えると、「無料で見てるんだから我慢しろ」という内声が聞こえてきます。この場合の内声とは、「こういうことをいうとこんなことを言われるだろうなあ」という、世間一般的な反応のことです。

 しかし、いったい誰が「無料でしかYouTubeを見たくない」なんて言ったでしょう?

 というより、「無料だから見てる」という人だって、YouTubeが便利でおもしろいという、少なからざる好意を持っていると思うのです。

 好きなものにすらお金を払うのを惜しむ人生になんの価値があるんでしょう?

 

 月に1000円や1200円では安すぎるほどの恩恵や快楽を、YouTubeから得ているとぼくは実感しています。

 もっと言えば、時間はお金より価値があるんだから、広告を見る時間をお金を払うことで減らしたいと思うのは当たり前のことです。というよりお金で減らせるのなら、払わない手はない。

 

 今のところ一番不満なのは、無料で利用することしか選択肢がないことです。

 仮にYouTubeの運営スタッフが、無料で使わせるために広告を貼ってるんだとしても、お金を払わせてくれないのも彼らなわけです。

 払うと言っても受け取ってくれないのに、どうして「無料なんだから…」という言葉で済ませることができるでしょうか?払う払わないの自由を奪っているのはYouTube側です。

 

 それに、広告はどんどん無意味化している気もします。

 楽しい時間を広告で遮られ、果たして広告をクリックするでしょうか。はやく飛ばしたいという一心で、どこが出してるなんの広告だったか、まったく記憶されないことが大半だと思います。

 それに、広告を出す企業が減っているというのも事実です。かつてはゴールデンタイムに金融のCMは出さないという暗黙のルールめいたものがあったが、今では広告が足りなくて、ゴールデンだろうがなんだろうが、かまわずに金融のCMを出すようになった、という話を聞いたことがあります。

 

 テレビのゴールデンのみならず、最近ではYouTubeでも、ギターを弾いてるフリをしながら下手くそな歌を歌う女の子が出てくる、レイクのCMがおなじみになりました。

 フットボールか何かの、アコムのCMもありますね。

 

 それどころか、「YouTubeの広告」なんてのも出るようになりました。

 5秒間しかないCMで、ただ単に画面にYouTubeのロゴが映るだけ。なんでYouTubeYouTubeのCMを出す必要があるのでしょう?地元で地元の名産品の広告を出すのと同じくらい無意味なことだと思うんですが。

 

 結局、そうでもしなければ広告の枠が埋まらないということではないかと思うのです。広告で儲けるビジネスモデルが終わりつつあるという流れを感じるいま、どうやって収益を稼ぎ出すのか、YouTubeもここ数年、思索を重ねているのではないでしょうか。

 広告が儲からないものになってしまった以上、いよいよ広告を表示するメリットがない。YouTubeを運営する側にも、投稿する側にも(儲けるためにやってる人は全体で見れば少ないでしょうが)、見る側にも、誰にとってもメリットがないですね。

 

 広告に稼がせてもらえなくなるということは、いよいよお金に貪欲にならないと儲からないのだと思います。

 YouTubeは有料会員のシステムを儲けるべきだし、YouTuberと呼ばれる人たちも、自分が自分の広告になるつもりで、自分のファンから直接カンパを募るような形で収益を上げていかなければなりませんね。

 

 そして何より、応援したいものにはお金を惜しまないという、愛情表現に積極的になる、ファンや消費者側の姿勢が必要です。

 お金に貪欲にならなければならないというのは、そのためでもあるのです。お金を稼ぐことにもっと一生懸命になって、自分が好きなものに好きなだけお金を払うための備えをしておかなければならないと思うのです。

 古書や絶版のものでない限り中古の本は買わないとか、レンタルビデオでDVDを借りないとか、それができる程度の経済力はあるべきだと思うのです。

 

 なのでぼくは、大好きなYouTubeにお金を払いたい。

 たくさんお金を稼いで、たくさん使いたい。誰の得にもなるからです。

 

 はやくYouTubeRedを実装してください!待ち望んでる日本人がここにいます。

 

 

 後日追記:すごく小さいことですが、あらかじめ字幕が表示される設定になっている

      動画で、再生している途中に広告が再生された場合、5秒後にスキップす

      ると、消していた字幕が再び表示される、つまり「再生中に変えた設定が

      リセットされてしまう」のはどういうことかね?

      これもYouTubeRedに加入すれば解決するのでしょうか。

      であればなおのことです。