ナワをつぐもの。

イラストをやる人ですが、ここでは主に考えてることやエッセイなどを嗜みます。

ゆっくりしていったよ

いま、空前のゆっくり解説ブーム!!(ぼくの中で)

 

ゲーム機大戦に1日の6分の一を棒に振ったのみならず(ゲーム機大戦シリーズの総再生時間は4時間)、ここ3日間だけで4つのシリーズを見るのにはまっている小生。

 

・ゲームのRTAのゆっくり解説(ゆっくり解説に慣れると無いと退屈)

・しくじり企業

・ゲーム機大戦

・プレミアとなったゲームソフトの解説

 

このほかゆっくりクソ映画レビューやゴジラ怪獣図鑑、ゆっくり打ち切り漫画紹介など、「そういえばゆっくり解説自体前から好きだな」ということを自覚した次第。

 

そもそも本を読むなどより、緩急のついた演出の可能なゆっくり解説の方がエンタメ性に優れ、さらに一般市場には流通しない地味なテーマやマニアックなテーマでも投稿者の道楽として続けてもらえるジャンルの豊富さという点で、さながらかつての学研まんがのような魅力を持っているわけです。

 

好きだったなあ。「マクドナルドのひみつ」とか、「チューインガムのひみつ」とか。

幼少期より図鑑が好きだったのもあり、ルーツはそこのようです。

「他人の知識体系の編集物が好き」という嗜好。

 

さらに岡田斗司夫氏の放送や山田玲司ヤングサンデーといった言論系番組にはまっているのもあり、「他人の面白い話を聞くこと」に関心が強いといういま、ゆっくり解説は趣味にドンピシャというわけです。

 

誰でも人前で話せる能力があるわけでは無いし、さながら曲が作れても歌えないミュージシャン。

おそらくゆっくりは音楽家でいうボーカロイドのような役割を果たしているということでしょう。ゆっくりは製作者にもとても便利なツール。

 

ネット文化の優れた部分を改めて感じさせられます。

 

ああやってみたいなあ。

せこせこと、気づいたら貯まっていた趣味の副産物を、あんな風におもしろおかしくまとめてみたいなあ。

 

必ずしもゆっくり解説動画を作りたいという意味では無いけれど(それこそ漫画を描くのも悪く無い)、いずれにせよなんかやってみたいですね。

今でいえばなんだろう。映画かな。今すぐやるんだったらMCUの、物語とキャラクターの解説をしたいかも。(まだまだ新作が盛り上がっているのに対し、あれはドラマでいうとシーズン6とかそんな感じになって、完全に一見さんお断りだから……)

 

ここ最近ではまった解説シリーズを見ると、ゲームや破産した企業の紹介など、企業戦略や業界の動向などのビジネス的な話題が多いことがわかります。

そういうのがすっごく面白いと思うの。

 

さてこれらを見て思うのは、こういう業界史や文化史っていうのは、実に興味深い社会史であるなあということ。

こんなことはヤングサンデーでたびたび取り上げられているから今更なんですが、ドラマや映画や漫画などの娯楽でも、ゲームでも、音楽でも、「歴史」として精通していれば、おのずと社会全体の動向や他業種の流れと混ざって考察され、「漫画の歴史を見ていたと思えば近代史をかじるまでに視野が広がっていた」というようなことがあるのも、知的好奇心の強いタイプのオタクにはよくあること。

「しくじり企業」のように直接的なテーマでなくとも、見る側の意識次第でほんとに教養になるなあというのが今日の実感でした。

 

平たく言えば、「ゲーム機大戦」はiPhoneの席巻や家電業界、大衆性やマニア性の対立など、異なるテーマが混ざり合い、いろんな見方ができて本当におもしろかった。

視点を変えて何度でも観れるとてもいいシリーズでしたね。

 

 

ゆっくりフランス語解説とかないかなあ。

オタク的な知識もいいけど、世界史みたいな硬派なやつでもいいかも。

 

新しいジャンルの知識を集めるきっかけとして、ゆっくり解説はどんな入門書よりも優れていると思います。

今後の知的生活にゆっくり解説(及び似たような形態をとった解説系の)動画が大きく関わることは間違いないでしょうね。

 

久しぶりにニコニコ動画への関心が強くなったけれど、見やすさと使いやすさではYouTubeにおよぶべくもない現状は変わらず、たったいま0時の時報と見せかけた超会議のPRに辟易したところでもあります。

しかしタグ検索機能がYouTubeでは完全に使えないこともあって、やっぱりまだまだ統一は先なんだなあという感じです。

 

ここらへんの、ネット新時代の動向もいつかまとめてみたい。

ほんとにおもしろいですからね。Macの登場やAdobe社の台頭とか。

 

いつの日か、YouTubeを知らない世代と出会うことがあるのだろうか……