ナワをつぐもの。

イラストをやる人ですが、ここでは主に考えてることやエッセイなどを嗜みます。

コミュ障の一番長い日

大晦日です。

特に意欲的に記事を書くこともなく過ごしてしまい、気がつけば年末。

卒業制作の真っ只中で、てんてこ舞いです。

 

今年もいろいろありました。

いやほんとに、この半年でもいろいろあったくらいですから、一年で見たらすごくギュウギュウに詰まった、イカめしみたいな日々でした。

 

高3の夏から祖母の家で暮らしているぼくとその母親ですが、今年も今年で、千葉からいとこの一家がやってきました。

 

母からすれば、弟とその家族が来たということ。ぼくにすれば、その家の3人の子どもたちはいとこです。

 

千葉家(仮称)と祖父母、そしてぼくと母の、計9人で迎える年末年始は毎年恒例になっています。

去年は長男が高校を受ける年だったのがあって来なかったけれど。

 

その長男はとても背が伸びて、声もすっかり低くなりました。かつていっしょに遊んでいた幼い頃とは比べられない、ほんとに大人びた雰囲気を携えています。

 

妹と弟も、ちびっこな感じが少し抜けて、ものすごく会話らしい会話ができるようになり、ますます一家が和気藹々としている感じでした。

 

さてこの和気藹々というやつなんですが、どうもぼくには無縁の長物でして、毎年これには参っているところもあるのです。

 

マンツーマンの会話ならだいぶできるようになりましたが、あんな大人数のコミュニケーションなど、たとえ友達同士でもぼくは苦手です。

たぶんあの子たちは、大人になってもそこで苦労したりはしないんだろうなあ。…長男はちょっとその気があるような気もしますが笑 大きな家族の長男ってプレッシャーなんですってね。彼、あの一家にしては暗いし、昔は母親にしょっちゅう突っかかっていました。

家以外では、友達も多くて運動部にも入って活躍してる、快活な少年なんですけどね。

 

母の家がそもそも、その千葉家のお父さんともう一人、計二人の弟がいる大家族ですから、母親はその長女だったわけです。

そして母はどっちかというとオタク系で、ちょっとひねくれたところが。やっぱり兄弟のトップは屈折があるようです笑 たいへんなんだなあ。

 

その弟であるおじさんもそうだし、そのおじさんの家で生まれた子どもたちも、はなからそういう大人数に囲まれているという育ちですから、大人数のコミュニケーションに苦労しなさそうなのはとてもよく理解できる。

 

ぼくの家は、幼い頃から父親が他県で仕事している上に、母親も仕事で会社に勤めていました。

そして一人っ子でもあったので、とにもかくにも一人遊びばかりしていましたね。

そもそも育ちが全然違うんです。

 

小学校に上がって以来、今でも一番好きなのは、二人きりとかマンツーマンでのコミュニケーション。

大勢に混じって会話するのは本当に苦手です。

 

それに母はデザイナー、父は作曲をしている人間です。

家には漫画、演劇、映画などのカルチャーがふんだんにあって、両親ともにそういうのが好きな人ですから、ぼくもすっかり同類に。

メインなコンテンツをあまり見ていないせいで、会話の食い違いが多いです。

ことに千葉家はそういう血が流れていないので、こういうオタク気質な人はいないようです。

ますます話すことがないというか、タイプとして苦手なんだよなあ。

 

とはいえ、いくら苦手だとか、育ちが云々とか御託を並べても、それだからコミュニケーションを避けるなんてことは、ぼくは個人的に罪悪感があります。

 

彼女もかなりタイプが似ているんですが、たぶん「大人気ない」というんじゃないかな。言われたことあるし。

たしかに、自分のいいたいことややりたいことしかできないのは子どもだと思う。どんなに論理的に正しい言動だとしても。

 

それに世の中には、どんなにマイナーな趣味があったり、芸大やそういうところで一生懸命やっていても、まったくコミュニケーションを苦にせずやれている人もいます。

うらやましいですよね。そういう人はたぶん、いくら卒業制作が忙しくとも、夕食くらいは付き合って、軽く学校の話とかしたりして、ちょっと申し訳なさそうに部屋に戻るんだろうな。

 

できないなあ。やっぱり苦手だ。

ちなみに今日も夕飯すっぽかしてしまいました。昼寝しすぎて、起きて少しした頃にはもう、食べる頃だったんですよね。

部屋で蒙古タンメン食べてます。

おいしいけど、滑稽だなあ。

 

どうしたらいいんでしょう?

社会人になっても正直、仕事を言い訳にできるんなら喜んで帰りたくないんだけどなあ。

 

ああなんかもう、あらゆることにごめんなさいって感じ。

割り切りたいなあ。